SKKは、海上クレーン専門メーカーです。私たちが製造するクレーンは、大型と小型の2つに分類されます。
様々な機能をご要望に併せてカスタマイズできる大型海上クレーンは、浚渫(しゅんせつ)と呼ばれる土砂を掘る機能を持つ浚渫機、物を吊り上げる機能を持つ起重機(きじゅうき)、海上に橋などを建設する際の基礎杭を打つための杭打機(くいうちき)の3つの機能を組み合わせた製品群があります。
また、小型で砂・石・土砂などの荷役で活躍するマリンクレーン(小型海上クレーン)は、創業以来多くの海運業者様にご愛顧いただいている4本レバーで操作するGDAシリーズ、操作方法が楽になった2本レバーのLEXシリーズ、物の吊り上げと浚渫作業の両立が可能となった第3ドラムシリーズがあります。
創業以来お客様と共に製品開発を推進し、過酷な海洋工事の中でも高い性能を発揮できる製品を造り続けており、製品の性能や技術力に対してお客様より高い評価を頂いております。その技術力を生かした、海上クレーン以外の海洋開発関連製品の製造ができることも私たちの強みです。
頑丈で力強く、高い操作性を誇る港湾工事の主力となるクレーン
GDT-Kシリーズ
GDT-EHシリーズ
GEシリーズ
海底の土砂を掘る作業は、浚渫(しゅんせつ)と呼ばれ、浚渫をメインに行うクレーンを浚渫機といいます。大きな船が安全に入港するためには海底の深さが必要です。浚渫機は、海底の深さを保つ仕事に使用されるクレーン。むやみに自然を傷つけないために精度の高い作業が必要になります。
DT-Kシリーズ
HD-Kシリーズ
一般的に「クレーン」と聞いて思い浮かべるのは、重たい荷物を持ち上げる仕事をする機械ではないでしょうか。フックを使って物を吊り上げるクレーンは、起重機(きじゅうき)とも呼ばれます。SKKでは専用機のほか、様々な機能を持つ多目的クレーンも製造しています。
DT-Kシリーズ
家を建てる際に、基礎杭を打つ工事が必要なように、海に橋などを造る際にも、海底に杭を打つ工事が必要になります。SKKの杭打ち機は、橋やターミナルなど様々な基礎杭を打つ工事で活躍しています。
GDT-EHシリーズ
近年、国土開発工事においても、地球環境への配慮が求められるようになってきました。SKKでも化石燃料の使用や二酸化炭素の排出が少ないハイブリッドクレーンを開発しています。
海上はもちろん、近年ではダムの治水工事にも活躍しているマリンクレーン(ガットクレーン)
SKKは、高知市に構える本社工場のほか、香川にも多度津工場があります。港湾工事に関わる技術とノウハウはもちろん、多度津工場には専用岸壁も有しており、大型の建設機械を自社工場で製造できるため、ご要望によってクレーン以外の様々な機械をつくることができます。
海上クレーンは、過酷な海の上で作業を行うため、性能維持と安全な工事のためにメンテナンスが大切です。SKKでは、納品後の定期メンテナンスや、補修・部品交換まで一貫して対応、工事に関わるお客様のアフターサポートにも力を入れています。
数千にも及ぶ部品と、その数倍にもなる設計図によってSKKの海上クレーンはつくられます。
一つひとつオーダーメイドで製造されるクレーンの設計図は、すべて製造番号によって厳重に管理されており、お問い合わせいただければ修理や部品交換が可能です。
株式会社SKKは、1956年「四国建機株式会社」として創業しました。
海上クレーンのメーカーとして、お客様の要望や工事用途に合わせた製品の設計・製造、技術開発を続け、1996年にはもっと広い世界へ展開していくために、社名を「株式会社SKK」としました。SKKは、Shikoku KenKi Kabushikigaisyaの頭文字を取っています。
SKKに興味を持ってくださった高校生・大学生の皆さん、私たちと一緒に日本全国・世界中の海で活躍する海上クレーンを作りませんか?自分たちで考え、設計・製造・販売まで一貫して自社で対応する唯一無二の製品が、高知と香川で作られて、世界中の海で人々を守り、社会の発展に貢献する仕事です。会社訪問や工場見学、インターンシップもご用意しています。面白そうだなと思った方は、お気軽にお問い合わせください。